はぴトレ体験談
「もう、愛されるために自分を変えなくてもいいんだと思えました」
私はずっと、自分を責めながら生きていました。
夫の機嫌をうかがって、少しでも表情が曇ったり、声の調子が変わったりすると、
「また何かやってしまった」
「きっと私が悪いんだ」
と、すぐに自分を責めていました。
夫が何に苛立っているのか、私に関係があることなのか。そんなことを確かめることもなく、ただ「私が悪い」と思い込んでいたんです。
ご夫妻と一緒に自分の心を見ていく中で、その根本にあったものが少しずつ分かってきました。
私はずっと、お母さんとお父さんに受け入れてほしかった。
ありのままの私を見てほしかった。
愛してほしかった。
「あなたはそのままでいい」と認めてほしかった。
けれど、それが得られないまま、私はいつしか「私でいること」をやめてしまったんです。
相手の顔色を見て、望まれる自分になろうとする。
嫌われないように合わせる。
愛してもらうために、相手の気持ちを確かめ続ける。
それは夫との関係だけではありませんでした。
振り返ってみると、これまでの男性関係でも、私は同じことを繰り返していました。
相手に親との関係を重ねて、
「もっと私を見て」
「私を選んで」
「私を愛していると証明して」
と、必死になっていたのだと思います。
自分では一生懸命愛しているつもりでした。
でも実際には、愛されよう、愛されようとするあまり、相手にたくさんの確認を求めて、重たくなっていた。
夫の反応に振り回されていたのではなく、夫の反応を通して、昔の私が「また受け入れてもらえない」と怯えていたのだと分かりました。
私がこの時間を通して分かったのは、
「私のせいではなかった。でも、関係を苦しくしていた心のパターンは、私の中にもあった」
ということです。
私が悪かった、という意味ではありません。
幼い頃に身につけた「愛されるための方法」を、大人になってからも無意識に続けていただけでした。
そこに気づき、悲しみや寂しさと向き合っていく中で、私は少しずつ、本来の自分に戻ってくることができました。
夫の機嫌をすべて自分の責任だと思わなくなった。
不安なときは、一人で想像を膨らませるのではなく、夫に聞けるようになった。
自分の気持ちも、以前より素直に話せるようになりました。
すると、夫との関係も自然と変わっていきました。
夫婦で触れ合う時間が増え、家族で出かけたり、旅行をしたりする機会もどんどん増えていきました。
以前は、家にいても夫の機嫌が気になって、心からくつろげませんでした。
でも今は、家にいる時間が幸せです。
夫と話し、触れ合い、子どもを含めた3人で笑っていると、
「私は、ここにいていいんだ」
「もう、愛されるために自分を変えなくてもいいんだ」
と思えます。
これからは、相手の顔色だけを見て生きるのではなく、きちんと話し合いながら、3人で家庭をつくっていけそうです。
そしてようやく、愛されることを疑い続けるのではなく、愛されながら生きていけるような気がしています。
ご夫妻と一緒に、自分でも分からなかった心の奥を見つけ、本来の私に戻ることができました。
今、家族と過ごす時間が、本当に幸せです。